『痩せるか、痩せないか』という基準で運動を選ぶことは多いと思います。

ウォーキングでは痩せませんよね、ホットヨガは痩せないって聞きましたが本当ですか、自転車は痩せますかというように。

どの運動が痩せるか痩せないかと考えることはナンセンスです。痩せるか痩せないかは運動の種類ではなく、結局は本人の努力次第だからです。どの運動でもきちんと継続すれば成果はでます。

こうした考え方は指導者にも当てはまることですが、どうしても自分が教えている分野が「正しい」と思い込んでしまう傾向があります。筋トレを専門にしている人はヨガは痩せないと主張しますし、ランナーの中にも自転車は痩せないと信じている人もいます。

私はそうした偏った考えが好きではなく、ヨガでもランでも自転車でもできるだけ多くの運動を試すようにすることで、常に中立の立場で考えるようにしています。

痩せるか痩せないかという基準で運動を選ぶことはやめましょう。どうしても苦しさや焦りの気持ちが優ってしまい、長続きせずに自己嫌悪に陥るのが目に見えています。そうではなく「楽しい」「面白い」「これなら続けられる」という基準で選ぶようにしてみてください。

こう言うと叱られるかもしれませんが、運動はなんでも良いと思っています。自分の意思で動く限り大なり小なりカロリーは消費されます。車の運転と同じで、ゆっくり走っても速く走っても、ガソリンは消費されます。

せっかくなら景色が綺麗な道を走った方が楽しく、精神衛生的にも良いに決まっています。

痩せない運動なんかないのです。

“運動の種類ではなく、どれだけその運動を心から楽しめるかが大切”