「昔からカラダが硬い」「できることなら柔らかくなりたい」

そうした悩みを抱える方は多いはずです。しなやかな筋肉は美しいですし、綺麗な姿勢も保つことができます。そして、ヒップアップ効果や下腹部もスッキリ見せることができます。

今回は、身体の硬い女性でも柔らかい筋肉をゲットできるストレッチのコツをご紹介します。

ストレッチにはルールがある。

ストレッチをするにあたって守るべきルールがあります。それは、筋肉の端と端をできるだけ伸ばすことです。

一つの筋肉のうち、カラダの中心に近いほうを起始(きし)と呼び、中心から遠い方を停止(ていし)と呼びます。


ストレッチでは、筋肉の起始と停止をできるだけ離すことが大切です。

上の図は、大腿二頭筋(ハムストリングスの一部)と呼ばれるもも裏にある筋肉です。カラダを前屈させた時にピーーンと張るあの筋肉です。

この筋肉は、骨盤から膝の外側まで伸びています。骨盤側が起始で、膝側が停止です。ストレッチする際は、骨盤側と膝側の距離をきちんと離してあげることがポイントになります。

もも裏のストレッチの間違った例

もも裏の筋肉のストレッチを例にご紹介します。まず、よくあるのがカラダを丸めてもも裏の筋肉をストレッチしようとするケースです。


実は、このストレッチだともも裏の筋肉はほとんどストレッチされません。理由は2つあります。1つは腰が丸まっているので、腰のストレッチの要素が強くなってしまうからです。

もう1つは、骨盤が後ろに倒れてしまうこと。上の図のように、カラダが丸まり、骨盤が後ろに倒れていると起始と停止の距離をあまり離すことができません。

このような理由から、カラダを前に倒そうとするほど、もも裏の筋肉が伸びているような感覚はしますが、実際にはあまり伸びていないのです。

もも裏の正しいストレッチ法はこれ!

もも裏の筋肉を伸ばすには、脚をまっすぐ伸ばしたまま、姿勢を正すだけでOKです。

姿勢を正すことにより、骨盤がきちんと立ちます。そうすると骨盤側の起始と膝側の停止が離れますので、もも裏の筋肉がしっかり伸ばされます。

あえて身体を前方に倒す必要はありません。もし、姿勢を正した状態でも伸び感が得られないといった場合に、少しだけ身体を前に倒すようにしてください。

【ポイント】
・15 〜 30秒を2〜3セットおこなう (1日に何回でもOK)
・程よい痛みを感じるところで止める
・できるだけリラックスして、呼吸をとめないこと

 

以前ご紹介したこちらの記事もご参照ください。

 

今回は、ストレッチでは筋肉の起始と停止の距離を伸ばすことが大切ということについて、もも裏の筋肉を例にご説明しました。

今まで間違った方法でストレッチをしていたという方は、ぜひ試してみてください。