「浅野さん、スタイル良いから、鶏肉とかサラダしか食べないイメージでした」

これ、僕が初対面のお客様に抱かれるイメージです。ただ、いつもインスタやブログをご覧いただいている方なら分かると思いますが、僕、普段からカレーとかラーメンとか唐揚げしか食べないんです。鶏肉は鶏肉でも、サラダチキンではなく、ガッツリ唐揚げです(笑)お菓子も毎晩1袋か2袋は空けますし、お菓子食べた後にアイスだって普通に食べます。

その事実を知ると「太らない体質なんですか?」「どうしてそんな体型を保てるんですか?」と、続いて聞かれます。それはそうですよね、恐らく太ってしまう人の大半はそのような高カロリーの食事に原因があると思ってるでしょうから。

これには様々な切り口があるのですが、本当に大切なことだけお伝えします。

なぜそのような食生活を続けていても太らないか。それは「自分の意思決定において食べているから、そして、そこに責任を持っているから」です。

多くの方は、そのような高カロリーの物を食べると、どこか罪悪感のようなものを感じると思います。特に女性はそうでしょう。

でも僕はそういうのを一切感じないんです。なぜか? 「あとで運動して消費するから」ではないですよ。だって、自分が食べるって決めたわけですから。このラーメンを食べるって決めたのは他の誰でもない、自分なのですから。もしそこで罪悪感を抱くというのは、自分の心に「嘘」をついていることになります。本当は食べたくないのに、あるいは、本当はダメだと知っているのに食べてしまった。それって、自分の心に素直じゃないですし、自分の意思を尊重していないことにもなる。

自分が食べるって決めたのですから、美味しく食事をいただくことは、一つの責任と義務だと私は考えています。

そもそも、ラーメンを食べたら太るって、誰が決めたんでしょう。どこかの誰かが「勝手に」決めたことじゃないですか。「ラーメン食べたら太った」「ネットにも○○ラーメンは太るって書いてあった」「太ってる友達は毎日ラーメン食べてる」。そういう話っていくらでもあります。ラーメンに限らず、ケーキでも、パンでも、お米でも、なんでもそうです。

他の食品よりもカロリーが高いことは事実ですが、それと「太ること」はまったく別の話です。自分で試してもいないのに、他の誰かから聞いたことを鵜呑みにすることは、本当にリスクが高いことだし、物事の本質を見失う原因だと僕は考えています。

僕の尊敬する一人に、プロゲーマーの梅原大吾さんがいます。梅原さんは、15歳で格闘ゲーム(ストリートファイター)の日本一になり、17歳で世界チャンピオンになった方です。「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネス記録にもなっています。

ゲームとダイエット、ジャンルは違えど、梅原さんの考え方がすごい。

梅原さんが愛用しているキャラは「リュウ」。ただリュウは「弱い」「中途半端」「もっと他に強いキャラはたくさんいるのに」などとよく言われます。僕は小さい頃、格闘ゲームを少しかじった程度ですが、それでもリュウよりも強いキャラが他にいるということくらいはなんとなく分かります。

しかし、梅原さんはこう言います。

全部持ってるって(スペックが高い)、人が決めたことですよ。学歴が高いほうが良いなんて誰かが言い出したことだし、顔だって時代が変われば良くわかんないし、身長もそうだし、家柄もそうだし、全部、人の価値観だし、時代が変われば変わるものだし、そんな不確かなもので、人に合わせて、自分の感情を押し殺すなんて、そんなバカなことないなって。

ウメハラ「BeasTV」17/1/19 – 一日ひとつだけ強くなる 慶應丸の内シティキャンパス講演
 

力のある言葉でそう仰っています。人の意見に惑わされず、自分の考えをしっかり持つことの大切さが、梅原さんの言葉からすごく伝わってきます。結局、自分で決めていないから、つまらないし、どこか退屈に感じてしまうんでしょう。

約2時間の動画ですが、50分20秒 ~ 1時間8分40秒くらいまでの部分で、先ほどの部分を話してくださっています。僕、この動画を何度見返したかわかりません。それほど僕にとっては貴重な動画です。

もし心のどこかで「ラーメンは太る、そんなことは知ってるけどやめられない」という考えがあるなら、それは少し見直したほうがいい。それは、太る原因をラーメンのせいにしてしまっているから。ラーメンが自分を太らせるのではなく、自分が自分を太らせているんですよね。ここを勘違いしている人がすごく多い。人は自分の弱さを認めたくない生き物ですから、すぐに食べ物に責任を押し付けてしまうんです。

そういう考えでいる限り痩せないし、太る一方。なぜなら心のどこかに「自分は悪くない」という意識がまだあるから。軸が自分に無いんですね。そういうマインドのままダイエットをはじめても、うまくいくことはまずない。「飲み会が断れなくて」「残業が多くて」「寒くて」食べ物に限らず、自分に軸がないと、すぐ環境に影響されてしまう。いくらでも「言い訳」ができてしまうのが人間ですから。

僕は絶対にそういうことはしないし、もし仮に太ってしまったなら、自分の責任なんだから、自分でなんとかします。食べ物のせいというより、運動や他の食事で調整できなかった自分にすべての責任があるというのが僕の考えです。

だから、どんなに高カロリーな物を食べる時も、後ろめたい気持ちを持ちながら食べるのではなく、300%の気持ちで美味しくいただくようにしています。自分が食べるって決めたんですから、そこに否定的な感情を持つ理由はないのです。

同じものを食べても太る人と痩せる人がいるのは、そうした覚悟ができているか、できていないかの差だと僕は思っています。

浅野